現代佛師による図像抄 Wii LOVE BUDDHIST IMAGE

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 梵   名 : アングリマーラ [Daku Angulimālya]
 ク ラ ス : 釈迦如来大般若
 真   言 : オン アフルアフル サラサラ ソワカ
 種   子 : ka
 三昧耶形: 蛇羂索
 御 利 益 :つつがなく旅を終える程度のご利益、水に困らない程度のご利益、水害に遭わない程度のご利益、熱中症にならない程度のご利益

 砂漠に棲まう蛇神。玄奘三蔵との出会い後、大般若経を守護する善神となる。

 一面二臂、炎髪、金晴蛇眼にして、髑髏の瓔珞をつけ、象革の衣を身につける。
 持物は羂索のほか、蛇(本物)や戟を持つ場合がある。蛇は飼っているものであり、時として旅人を驚かすイタズラ用である。
 髑髏の瓔珞は、三蔵自身の頭骨から作られている。
 三蔵は15497回、入竺に失敗し、旅の途中で死亡している。死亡後、釈迦如来の菩提力によって、ただちに天竺行出発前の時間にまで戻され、
15498回目でループから脱出し、『大般若経』の入手に成功しているのである。
 深沙大将は、三蔵が行程の記録を伸ばすたびに(ただし死亡)、その頭骨を瓔珞としていったとされる。ドSである。

 『般若経』を天竺に取りに行く途中の玄奘三蔵が、水袋を失くし、渇きに倒れていたところ、水場のあるオアシスまで導いたという美伝承が
残されているが、鞭で打ちつつ罵倒しながら無理やり歩かせたというのが真実であり、見た目の通り、Sたる善神、Sたる優しさ。
 三蔵曰く、「覚えてなさいよ、この河童!(←間違いです)」

(尊像出典:『大般若波羅蜜多経』)