現代佛師による図像抄 Wii LOVE BUDDHIST IMAGE

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 梵   名 : ヴィナーヤカ & ガナパティ [Vinayaka/ganapati] 毘那夜迦(観世音菩薩)、誐那缽底(ガネーシャ)
 ク ラ ス : 大聖歓喜天
 真   言 : オン キリク ギャク ウン ソワカ
 種   子 : gah gah
 三昧耶形: (二股)大根、巾着袋(なんでも取り出せる四次元ポケット的なもの
 御 利 益 :永続的な財を与える程度のご利益、病災を退ける程度のご利益、邪魔したり邪魔されなかったりする程度のご利益
      尻に敷かれるのが苦にならない程度の夫婦円満、身代わりとなって母親を救える鏡破的御利益

 元、天竺は大自在天軍総帥にして、神謀鬼策の獣魔王。
 変幻自在の策謀により仏道を障碍する魔類であったが、十一面観音に導かれ、遍く障碍を除いて財福をもたらす仏神となる。
 熱血漢で義理堅く、忠義に厚い反面、融通がきかないゆえ、それを我儘、自己中心的と見られることがある。
 特に母・烏摩妃(パールヴァティー)への忠節は絶対という、毘那夜迦が現われるまでは仏界一のマザコン親孝行であったという。
 大自在天を父とし、韋駄天を兄に持つ。 ネズミタイプのヴィマナ(獣座)を操る。
 自らは象頭人身※1(元は父親似のイケメン)
 大聖歓喜天使咒法により現世利益をもたらす。

 毘那夜迦はモティチュールラドゥ※2を、誐那缽底はモーダカ※3を好む。

 十一面観音を母として姉として友として慕う(いわゆる「メーテル・シンドローム」)。
 いつかは毘那夜迦との別れが来ることを、心のどこかで悟っている(諸行無常)。

 ※1 母の入浴中、これとイチャつこうとやって来た父・大自在天をも拒んだため、父により、その首を切り落とされる。しかしイチャつき終わって賢者タイムに入った大自在天の後悔により、復活を遂げるわけなのだが、元の首ではすでに再生不可能であったため、通りすがりの象の頭をパイルダーオンされた。

 ※2 モティチュールラドゥ(मोतीचूर लड्डू motichur laddu) ヒヨコ豆(チャナダール)の粉(ベスン)を水で溶いたものを油で揚げたあと、シロップに浸して団子にした菓子

 ※3 モーダカ(मोदक modaka) 米粉の生地で木の実(ナッツやレーズン)などから作った餡状の具を包んだ饅頭。多く宝珠のような形をしている。分かりやすく言えば、あんこの入った小籠包。あんこ入り小籠包は鼎泰豐などで見ることができる。