現代佛師による図像抄 Wii LOVE BUDDHIST IMAGE

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 ク ラ ス : 六観音
 真   言 : オン マカ キャロニキャ ソワカ
 種   子 : ka
 三昧耶形: 水瓶 開蓮華
 御 利 益 :病気にかかりにくくなる程度のご利益(離諸疾病)
      すべての如来の恩恵を受けられる年間パスポートを得られる程度のご利益(一切如來攝受)
      衣食住に困らない程度のご利益(任運獲得金銀財寶諸穀麥等)
      人に怨まれない程度のご利益(一切怨敵不能沮壞)
      上司に褒められる程度のご利益(國王王子在於王宮先言慰問)
      毒に当たったり病気になってもひどくならない程度のご利益(不被毒藥蠱毒。寒熱等病皆不著身)
      ひどいケガをしない程度のご利益(一切刀杖所不能害)
      溺死しない程度のご利益(水不能溺)
      焼死しない程度のご利益(火不能燒)
      交通事故に遭っても死なない程度のご利益(不非命中夭)
      これらすなわち十種勝利という。
      現世にての利益を与うる。

      自らが望む如来御自ら御来迎願えるVIP待遇のご果報(臨命終時得見如來)
      地獄道、餓鬼道、畜生道に落下(らくげ)しない三大特典のご果報(不生於惡趣)
      早死にしない三大特典のご果報(不非命終)
      転生先に極楽浄土を選べる三大特典のご果報、ただし天神には転生できません(從此世界得生極樂國土)
      これらすなわち四種功徳という。
      来世にての果報を齎す。

 煩悩界六道は第三道、修羅道を摂化する。
 二臂にして、右手を施無畏印にて垂下、左手には蓮華瓶を持ち、頭上に阿弥陀如来の化仏、他十一の面相を頂く。立位を取る。

 「個別の11面」を持ち、全方位的に衆生を救済する能力を持つ。
 「個別の11面」とはすなわち、正面頭頂もしくは本面の如来相(四種功徳)、正三面の菩薩面(一切如來攝受、任運獲得金銀財寶諸穀麥等、國王王子在於王宮先言慰問)、左三面の瞋怒面(離諸疾病、不被毒藥蠱毒。寒熱等病皆不著身、一切刀杖所不能害)、右三面の狗牙上出面(水不能溺、火不能燒、不非命中夭)、後頭背面の暴悪大笑面(一切怨敵不能沮壞)であり、人の持つ様々な苦悩を退けるとされている。

(尊像出典:『十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経』)