現代佛師による図像抄 Wii LOVE BUDDHIST IMAGE

七仏薬師如来 大医王尊

भैषज्यगुरुवैडूर्यप्रभाराज Bhaiṣajyaguruvaiḍūryaprabhārāja

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尊像

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仏像図彙所収

尊像在所

* 薬師如来立像 - 神護寺金堂(京都府):国宝

儀軌

仏階概観

 ク ラ ス : 東方浄土瑠璃光世界教主大醫王
 真   言 : オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ
 種   子 : bhai
 三昧耶形: 薬壺
 御 利 益 :衆生万民の心身万難を排し、寿徳円満ならしめる絶対的御利益

尊能諸元

 仏界は東方浄土に在する薬師瑠璃光世界に住す。生命と医薬、それに類する技術の御仏であり、如来の一尊。
 瑠璃光の森にある治癒の泉の水を元とする薬湯により、主に病苦を快癒させるところから、大医王とも称される。
 総身瑠璃色の光厳に包まれ、夜明け前の光明にも似たり。 右臂を施無畏印にて上揚し、左臂は与願印にて薬壺(やっこ)を捧ぐ。

 その光背に七仏薬師の化仏を擁する。
 すなわち薬師如来の左下端より、
 善名称吉祥王如来(ぜんみょうしょうきちじょうおうにょらい)
 宝月智厳光音自在王如来(ほうがつちごんこうおんじざいおうにょらい)
 金色宝光妙行成就王如来 (こんじきほうこうみょうぎょうじょうじゅおうにょらい)
 薬師瑠璃光如来 (やくしるりこうにょらい)※1
 無憂最勝吉祥王如来 (むうさいしょうきちじょうおうにょらい)
 法海雲雷音如来 (ほうかいうんらいおんにょらい )
 法海勝慧遊戯神通如来 (ほうかいしょうえゆげじんつうにょらい)
 また、その腰部には日光菩薩、月光菩薩の化仏を従える。

 薬叉十二神将を、その眷属として持つ。
 『本願藥師經古迹』によれば、安底羅神族とマーラ・パーピーヤスの間で開かれた「他化自在天の最初の戦い」において、安底羅神族の王エイプは片腕を切断される。薬師如来は、エイプの失われた腕に代えて、AR対応を施した銀の義手を作り上げ、これによってエイプは大将を継続することができた。

 ※1 自らの化仏。むしろ本体。

(所依経典:『薬師瑠璃光七仏本願功徳経』)